明日の広告

www.さとなお.comでおなじみの佐藤尚之さんの本。
あまり自分には関係ないが、広告業界の最新動向を把握するため読んでみた。すると、どうだろう、結局、消費者を追いかけて追いかけて、とことんまで知った上で、アプローチをかけるというのは、広告だけにとどまらず、消費者向けに商品やサービスを提供する企業にとっては、同じように必要なことであり、楽しく読むことができた。
また、一流のクリエイターでもある佐藤さんの企画した「スラムダンク1億冊感謝キャンペーン」のストーリーなどは、久々にワクワクするような話だった。
ただ、佐藤さんも認めるように、そのどポジティブな考え方は、勇気づけられる反面、広告業界、メディア業界ともに先の暗い話ばかりのなので、10年後、いや、5年後くらいに、続・明日の広告をぜひ読んでみたいものだ。