ベンジャミン・バトン 数奇な人生

1日に映画を2本観たのは初めてだったが、たぶん今後もないだろう。朝観たのは「ドラえもん」。相変わらずの長寿番組というか、水戸黄門みたいなものか。ポケモンには飽きてきたようだが、ドラえもんの人気は根強い。
さて、ベンジャミン・バトンだが、確かにベンジャミンが若返っていき、周りの人達が老けていくのをうまく再現できていたが、そういった点で評価するような映画ではないだろう。
人生の意味とは何なのか、考えさせられる深い映画ではあったが、現在の金融危機のような重苦しい印象があっただけで、スカッとする映画ではなかった。今の時代に求められているのは、「おくりびと」のような笑いあり泪ありで、最終的には心温まる映画ではないだろうか。そういう意味で、アカデミー賞受賞の「スラムドッグ$ミリオネア」には期待したい。