フリーズする脳
- 作者: 築山節
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2005/11/08
- メディア: 新書
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要するに脳は楽をしたがるので、ある種パターン化した脳の使い方を続けていると、ちょっとでも変わった刺激を受けた場合、どう反応してよいのか分からず混乱してしまうために、フリーズするような現象が現れる。
その機能を司る前頭葉を日頃から鍛えておくことが大切で、例えば、記憶を引き出しやすくするために
- 繰り返し思い出す(ある人の顔をみて名前を思い出す)
- ファイル化する(例えば、プロ野球の選手名を全部覚えるのは難しいが、リーグ別、球団別などのようなファイル化、つまり階層化することにより、覚えやすくなる)
- 手がかりを増やす(ある人に対して、タグをいくつか付けておくことにより思い出しやすくする)
等の方法があるとのこと。
とにかく「脳は環境によってつくられている」ために、常に刺激を与えてやることが、脳を若く保つ秘訣らしい。
今年の読書はこれにて終了。全71冊。来年は100冊目指して頑張ろう。