サブプライム後の新資産運用―10年後に幸せになる新金融リテラシーの実践

サブプライム後の新資産運用―10年後に幸せになる新金融リテラシーの実践

サブプライム後の新資産運用―10年後に幸せになる新金融リテラシーの実践

エラリアンの本と比べては行けないのかも知れないが、簡単に読み終えた。
まず、日本はこれから人口減少に伴いマイナス成長期に入るため資産運用のスキルを身につける必要があり、2000年以降、経済のグローバル化の進展に伴い、先進国の経済情勢の連動が強まり、国際分散投資の効力が薄れてきているためアセットアロケーションを見直す必要があり、投資期間も長期資産運用のメリット追求よりも相場の大まかな流れを掴んで投資する方が有利であると説く。
ただ、おすすめのポートフォリオというのが、例えば30代後半〜40代では、
(景気拡大期)株式:外貨預金:現預金=50:30:20
(景気後退期)株式:外貨預金:現預金=0:50:50
とのことで、FXはバクチだから止めた方が良いとか、外貨預金をするなら手数料の安いソニー銀行スタンダードチャータード銀行SCB)が良く、SCBは「ホテル並みのサービス」とあるものの、具体的な記述はなく、ちょっと?なところもある。
実際、サププライム以降、上記のポートフォリオを組んだ場合、かなり外貨預金で痛手を負っているはずだが、その評価については、続編を読んでからすることとしよう。